M061:ビジネスシーンにおけるデンタルフロス使用検証
実施時期 | 2021年11月8日~2022年2月7日 |
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ステータス | 完了(撤去済) |
カテゴリ | 健康 |
場所・空間 | point 0 marunouchi |
背景・課題
マウスウオッシュ同様、デンタルフロスはお口の健康維持のために大切なのにも関わらず、使用率は3割程度(※20年ライオン調べ)と普及が進んでいない。そこで、ビジネスパーソンにおけるデンタルフロス使用率向上の可能性を探るため、検証を実施。
概要
クリニカアドバンテージ デンタルフロスY字タイプ1Pサンプルと、フロスホルダーをpoint0 marunouchi内の3ヵ所で配布。製品に貼り付けた二次元バーコードとアプリからアンケート配信を行い、デンタルフロスを使用した感想を聴取すると同時に、今後使用してみたいタイミングなどを聴取した。また廊下と受付では、モニターを設置し、オーラルケアに関する啓発動画を放映した。
検証結果
・デンタルフロスやフロスホルダーを設置することは、福利厚生的な側面では、従業員からの満足度が高まる可能性が示唆されたが、マウスウォッシュなどと比較して、職場で使うものではないという認識が強く、使用促進や頻度増加への効果は限定的だった。
・今回設置したモニターについて、アンケート回答者の半数は見たと回答しており、動線上に設置することで継続的にオーラルケアの情報に触れる接点として機能した
今後の展開
今後職場設置する場合は、気軽に使えるマウスウォッシュを優先し、モニター設置については、ポスター等別の手段と比較した際のメリット・デメリットを整理し、より目に留まる設置方法や内容・長さについても検討していきたい。
Project Member プロジェクトメンバー
- ライオン株式会社オーラルケア事業部武藤 美穂
ドラッグストアなどへの営業を経て、おふろ用洗剤ルックプラス バスタブクレンジング・防カビくん煙剤の開発に携わる。18年より国内留学生として、早稲田ビジネススクールに派遣。MBA取得後、20年から現職