M046:消毒液の情報提供による使用率への影響評価
実施時期 | 2021年6月24日~2021年8月30日 |
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ステータス | 完了(撤去済) |
カテゴリ | 健康 |
場所・空間 | point 0 marunouchi |
背景・課題
新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大から間もなく2年が経ちます。感染症の予防のためには、「外出時にマスクをする」、「手指を消毒する」、「3密を避ける」等の感染防止予防の行動が指摘され、多くの人の生活習慣として根づいてきました。しかし一方で、こうした行動にストレスを感じるといった声も聞かれます。ライオンでは、こうした衛生習慣を「しなければいけない」という義務的なものから積極的に「したい」と思えるものに変えることで、人々のより良い衛生行動習慣づくりに貢献できるのではないかと考え、実証実験を行いました。
概要
実証実験では消毒液付近に人々の行動を喚起させるようなメッセージを提示することで、手指消毒を行う人の割合は増加するのかを検証した。
検証結果
行動喚起メッセージによって手指消毒をする人の割合は増加する傾向にあることが明らかとなった。
今後の展開
今後は、より人々が衛生行動を積極的に「したい」と思える仕掛けを考え、より良い衛生習慣づくりに貢献していく。
Project Member プロジェクトメンバー
- ライオン株式会社研究開発本部 戦略統括部 イノベーションラボサポコタ スマン ラル
2018年にライオン株式会社に入社。戦略統括部イノベーションラボにて新規事業開発などに従事。2022年から国際事業本部 戦略企画部に所属している。